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HOTTOYS ULTRON Mark.1
アベンジャーズ エイジオブウルトロン ウルトロン Mark.1
メーカー:ホットトイズ
定価:34000円
発売日:2016年9月
今回のレビューはホットトイズのフィギュア、アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンよりウルトロン Mark-1をご紹介。
私のお気に入りの1品でもあります。
エイジ・オブ・ウルトロンの予告が公開され始めた頃、私は最初ウルトロン・プライムのホットトイズが欲しいと思ってたんですよ。
銀色に輝くマッシヴなボディにギョロッとした目。かっこいいなぁ玩具欲しいなぁと思っていました。
しかしいざウルトロン・プライムのホットトイズが出たとき、それはライトアップギミックをONにしないと特徴的な目が全く強調されず、OFFの状態だと目が窪んでミイラみたいな顔になってしまうということを知り断念。
だって飾ってるのを見たときにミイラみたいな顔が目に入るとなんか微妙な気持ちになりますし、かといって常にライトONとか無理じゃないですか。
一方、映画で実際に動いて喋っているMark-1を観てこちらも欲しくなりました。
パーツの寄せ集めから組み立てられたボロボロのボディ、ゾンビのようなぎこちない動き、不可解な言動。
プライムの純粋な強敵感(ちょっと小物でしたけど)とはまた違う不気味さがあるMark-1に惚れました。
そんな中、まんだらけでこちらを中古10000円で見つけたので買ってみたのですが(中のビニールもそのままでほぼ新品)……実際に手に取ったとき、このフィギュアの魅力に気づきました。
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外箱。
かっこいい斜めアングルのウルトロンがでっかく描かれてます。
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とりあえずグルリと。
パッと見ただけで『ゴチャゴチャした機械の造形すごっ!?』と思ってしまう圧倒的なクオリティ。
かなりの細身ですが剥き出しになった機械が丁寧に作り込まれていて、寂しさなど微塵も感じさせません。
頭のてっぺんから足の先まで左右非対称になっているのも寂しさを感じさせない要因かもしれません。
質感が凄いウルトロンですが、ダイキャストは一部にしか使われずにこの機械っぽさを出しています。
体格や材質もあって比較的軽量なのも特徴です。
ちなみに高さは約33cmぐらい。
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アイアンマンのマスクが凶悪な笑みを浮かべているかのような割れ方をした顔。
アイアンレギオンのパーツが使われて組み立てられたボディのため生みの親であるアイアンマンに似ているのがMark-1ですが、コミック版ウルトロンとして最も知られているタイプのウルトロンにも近い顔でもあります。
コミックデザインと映画設定のどちらも取り入れた見事な実写アレンジですね。
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頭頂部を外すと中に電池を入れる箇所とライトアップのスイッチが。
L521F系の電池を2つ入れると目と口が発光して、より雰囲気が出ます。
スイッチを入れるためにパーツを外すのにもドライバーは要りませんのでかなり親切設計。
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頭部はそのままではほとんど動きませんが、顔を上げた状態からだと多少左右に
可動するようになります。
それでもその可動範囲はあまり広くありません。
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ボディ
リアクターの奥までしっかり作り込まれています。
やはり細かい油汚れや塗装剥げがリアルなので、スクラップ感がいい味出してますね。
導線が体の外側の所々から伸びていますが、こちらはライトアップギミックを作動させても通電したりせず触っても大丈夫なのでご安心ください。
背中の一部を外すとこちらにもライトアップギミック用の電池入れがあります。
こちらに必要なのはLR621系の電池を3つ。
電池入れてスイッチをオンにすると、胸のリアクター部分が発光。
さらに背中のスイッチはパーツの内側ではなく外側にあるためパーツをいちいち外す手間が省け、一度電池を入れたらオンオフが非常に楽という頭のスイッチよりさらに親切設計となっております。
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腰の周りを囲むシャフト。
根元がボールジョイントになっていたり筒の中の棒が上下に可動したりすることで腰の可動を助けます。
とはいえ、腰の可動範囲=シャフトの可動範囲なので腰の可動はあまりせず。
限界以上に腰を回したり傾けたりするような動作をさせすぎると棒が折れる可能性もありますし。
私の場合は前面側のシャフトのボールジョイントが外れやすくなったり、背面側の筒から棒に抜け癖がついたりしました(特に前者はジョイントを温めてはめ直したつもりがやはり抜けてしまいました)
こうなってもすぐに戻せはしますし腰をあまり触ったりしなければいいのですが、いちいち抜けるとちょっとモヤモヤしちゃいますね。
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右腕。
右手の指は関節がしっかり可動するので1本1本動きをつけられます。
右肩のアーマーも可動し、これをズラすことで右腕を大きく上げることができますので腕をオーバーに振りながら演説するようなポージングもできますね。
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ちぎれた左腕の方は肩アーマーをほとんど動かせないこともあって右腕ほど大きく上げることはできません。
上がった!と思ったら肩アーマーが外れてましたw
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こちらも左右で形状や内部の露出箇所が大きくことなる脚部。
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太腿部分を多少回旋させられるのと、曲げることに対しては脚の付け根から爪先までかなり広い可動範囲を持っています。
股を横に開くことは全くできないのですがウルトロンMark-1が劇中で股割りを含めた動きをすることはなかったので問題ないでしょう。
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こちらがスタンド。
タイトルロゴとネームプレートが入っていて、台座の表面もタイトルロゴのようなメカニックなものになっています。
ウルトロン本体が軽めなのもあってスタンド無しでもちゃんと立てるのですが、やはりあった方が色々なポージングができますね。
まぁホットトイズの1/6フィギュアはスタンドを使って飾るのが一般的とは思われますがw
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このフィギュア、ウルトロンだけでなく破壊されたアイアンレギオンの上半身も付属しているというお得感。
ウルトロン本体ほど細部の細部まで……といった造形ではないにしろそれでも充分なクオリティです。
首は横に一回転できるほど動き、腕は前後に可動。こちらにはライトアップギミックはありません。
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「人類の進化なしに、どうやって世界を救う?これか?このブリキの人形で?」
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個人的にはスタンドを使って、脚が変に曲がってたり身体が傾いてたりする
ポージングで飾るのが好き。
ぎこちない動きでの不気味さこそMark-1だなと思ってます。
まぁこれで身体傾けようとしたから腰のシャフトに抜け癖がついてしまったわけですがw
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テスト用電池、スタンド、アイアンレギオンの他に入っている付属品がこれ。
電池の出し入れ用のプラスチックピンセットです。
しかし電池を入れるスペースはかなり小さいためこのピンセットでも苦労するレベル。
指でうまく投下したり、その後は押し込んだりした方が楽かもしれません。
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雰囲気は抜群。
価格もプライムより安い。
気軽に触りやすいといったことからお気に入りなウルトロンMark-1でした。
劇中ではほとんど動けないキャラなので派手なポージングなどは似合いませんしそもそもできませんが、細かい箇所の造形も含めて可動フィギュアとしては非常に優秀な出来だと思っています。
プライムも目さえライトオフの状態でも雰囲気出てさえいたら、多分今からでも買ってたんですがね……(汗)
