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WWE MATTEL Fan Takeover Series Ultimate Edition
Bill Goldberg

「Lesnar!! You're NEXT!!!」
ビル・ゴールドバーグ
WWE ファンテイクオーバーシリーズ アルティメットエディション
メーカー:マテル
定価:???
発売日:???
※こちらのレビュー記事は同サイト内のブロック・レスナーの続きとしてお読みいただくとよりわかりやすくなります。多分。
カートがレスナー最大の好敵手ならば、ゴールドバーグは天敵といったところか。
怪力と柔術を絡めた投げ技や素早い打撃を武器にWCWでは173連勝をし、超人類の異名を
冠した男、ゴールドバーグ。
上層部が急いでトップスターを作るための最強ギミックで、上からプッシュされすぎキャラは
当たり外れが非常に大きいのですがゴールドバーグは見事応えてファンからの支持を得ました。
その怪力はレスナーやスコット・スタイナーといったヘビー級を頭上にリフトアップし
スピアーでナンジオをボロ雑巾のように吹き飛ばし、さらに全盛期はビッグショー
(当時はザ・ジャイアント)相手に綺麗に滞空させたジャックハマーを決めるほど。
スピアーの中では当たった瞬間横に逸れるエッジのスピアーが最もキレがいいと
言われておりますが(逸れない時もある)、破壊力や説得力に関してはゴールドバーグが
抜きん出てると思っています。
まぁガチのアメフト式であんまり手加減されてない感があるのはプロレス的に見ると
アレなんですけどw
決して器用ではないですが迫力と華があるゴールドバーグ。火花を浴びながら口から
蒸気を吐いて現れ、乱戦でも視界に入る敵を次々と薙ぎ倒す様は
レスナーにも見劣りしないまさに戦闘マシーンです。
ただビッグネームであるが故になかなかに傲慢で謙虚さがなかったそうで
非常にプロ意識が高いトリプルHからは悪い見本のように言われてたり
バックステージでクリス・ジェリコにマジギレされたという逸話もあったり。
シャニマスP「……そうだな。良かったのは確かなんだけど、ゴールドバーグには
欠けているものがあると思うんだ。謙虚さが欠けてる」
ゴーバー「それ、必要ですー? お仕事が上手にできれば、別にいいじゃないですかぁ?」
今回のフィギュアはWCW仕様で、ロンデニにとってのアメプロ青春のゴールドバーグは
WWEなのですが、では何故WWE仕様でなくこちらを買ったのかといいますと……。
やはりアルティメットエディションの出来と可動を求めたのと
正味ゴールドバーグ昔から見た目変わってないのでWCW仕様でも一緒かなとw
厳密にはヒゲが白くなってきていたりと違う部分はあるんですけどね。




では開封します!
嘘です。レスナー同様、開封時に写真を撮っていただけで
購入したてホヤホヤではないです。
開けたの1年ぐらい前ですもんw




全体をグルリ。
あ、背景の色がちょっと違うのは、未開封写真は去年撮ったものです
が開封後の写真は最近撮ったからです。
JAKKS時代にはゴールドバーグのデラックスアグレッション仕様フィギュアが
望まれていましたが、結局デラックスクラシックシリーズにもゴールドバーグが出ることなくJAKKSのWWEフィギュアは終焉を迎えました。
当時、カスタムでデラックスボディを使ったゴールドバーグを作っている人は
チラホラ見かけましたね。
こうして見ると良い出来ではあるのですが、ちょっとボディバランスが気になるところ。
ゴールドバーグは胴回りも結構あるのですが、このフィギュアだと胸と腹の厚みや幅に差が出ているように見えます。筋肉の割れ方はリアルですが……そ
ういった見方ではエリートシリーズ系のボディの方が近いかも。
WWE時代は白黒のタイツや自身のロゴが入ったタイツを着用していることが多かったのですが、こちらはWCW仕様なので無地です。

胸毛もしっかり再現。青のりみたいですw
デラックスカスタムする人も胸毛を再現する人しない人がいましたね。


ヘッドは3種あります。
デフォルトが通常の真顔で、叫び顔、そして入場時の蒸気を吐く顔が付いています。




叫び顔は迫力満点。
蒸気を吐くヘッドは口にある穴に蒸気パーツを差し込む形なのですが、真顔で蒸気を吐いてるのがなんかシュールだぞw
この中ではやはり叫び顔が格段に似てますね。
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胴体もですが太腿も筋肉の付き方がリアル。ただリアルで凄い質感なのは間違いないんですが
当時の写真を見てもゴールドバーグってこんな老けた大腿四頭筋ではないんですよね。
普通に張りのある太い脚って感じでした。

昔からあるタトゥー。自身のグッズにもロゴとして使われていました。


可動を見ていきます。
大体レスナーと同じような可動範囲なのですが、アルティメットシリーズではあるものの
レスナーと違って股関節の引き出しは無し。
アルティメットシリーズも初期の方はこの仕様が採用されていません。




それでも脚は充分な可動範囲ですし、腕も肩もしっかり曲がります。


ちなみにレスナーは片足キックのポージングのまま自立できたのですが
ゴールドバーグは中途半端な足の太さが祟ってか、支えていないと倒れてしまいました。
ですが方足立ちができなくても、引き出し股関節がなくても可動は優秀です。

次は付属品。
替えハンドは握り拳と少し開いた拳、そして指差しの形になったものがあります。
ゴールドバーグの決め台詞、『次はお前だ!』に使いましょう。


王座ベルトは2つ付属しており、世界ヘビー級王座とUS王座です。
ヘビー級王座はWCWからWWEになってもデザインが変わりませんでしたが
WWE王座に統一されてなくなってしまい
US王座はWWEになって新たな形になったりスピナー仕様になったり
元に戻ったと思ったらWWEロゴ部分の形が変わったりしました。
ヘビー級王座の重厚な感じが好きだったんですけどねぇ……。

宿敵同士の対決! レスナーVSゴールドバーグ!


レスナーを頭上へリフトアップ!
両者退団の情報が漏れてしまったせいで終始ブーイングの
レッスルマニア20での試合でしたが,この瞬間だけは結構湧いてました。

一瞬の隙を突かれ、レスナーに組みつかれてしまうが……。

必殺、口から蒸気攻撃!(えー)


ブロッケンJr.ばりの技(?)に
怯むレスナーに対してスピアー!!



そしてとどめの一撃、ジャックハマー!!!

【レスナーとゴールドバーグの総評】
入手困難なMattel版ルースレスアグレッションのアルティメットエディションですが
出来の良さには安心感があり、他に所持してるRVDも良い出来でした。
このレスナーも安心のクオリティで買ってよかったと思いましたね。
ゴールドバーグも良い出来ではあるものの、レビューを書いてみたら
それなりに微妙な点もあるなぁと感じちゃいましたw
アルティメットとはいえボディバランスもヘッドの出来も、必ずしも完璧ではないのです。
それはゴールドバーグだけでありません。
シナやローマン・レインズのフィギュアも持っていますが、アルティメットではないものを選びましたし
アルティメットという名と肩関節に引っ張られてはいけないのです!
何だこの締めはw
記事製作 by
RONDENI
