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WWE MATTEL
Ruthless Aggression Ultimate Edition
Brock Lesnar

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Here comes The Pain!

ブロック・レスナー
WWE ルースレスアグレッションシリーズ アルティメットエディション
メーカー:マテル
定価:???
発売日:???

2002年、次代の大物は突如としてWWEにやって来た。
その剛腕から放たれるクローズラインは相手を1回転させる威力を誇
り、パワーボムは1発では

終わらず手を離さないまま2度3度と叩きつける。
挙げ句の果てには200kgの大男を担いで投げ落とす怪力。
そして破壊力抜群の投げ技や打撃だけでなく、重心を低くして筋肉の詰まった体を高速移動させ

相手を捕える高いレスリング技術を誇る怪物。それがブロック・レスナーです。

苦痛を呼ぶ男と呼ばれた男はあっという間にトップに登り詰め、圧倒的な存在感を示し続けました。
レッスルマニア20でのゴールドバーグとの抗争後に退団して総合格闘技に転向したりしたものの

WWEへ戻ってきてリングを蹂躙するレスナー。
後にレスナー同様パワーとスピードとテクニックを兼ね揃えたボビー・ラシュリーが現れ

彼は黒いレスナーと称されるほどの強さではありましたが、やはりレスナーほどの絶対的強さと

ブランドを持つスーパースターは他にいなかったでしょう。

レスナーはレッスルマニア20までの試合は自分の強さを示しつつ、強豪達と互角の試合をし

観客を夢中にさせました。
ベノワ、エディ、アンダーテイカー、ビッグショー、ゴールドバーグといった強敵がいた中でも

カート・アングルは彼にとって最大の好敵手だったと思います。

令和に戻ってきて髭を生やした後もその強さは変わらない……はずなのですが、フレッシュさがあった

以前とは違って、数々の伝説を築いた最強の怪物として完成されすぎてしまったなぁというのが

個人の感想です。

「お前が好きなのは強いレスナーで、令和のレスナーも強いレスナーだ!

そこに何の違いもありゃしねぇだろうが!」
「違うのだ!!」

令和レスナーの試合の中にはシナ、オートン、レインズなどのトップスーパースターが相手でも

公開処刑のように一方的で残酷な試合もあり、これじゃないなぁと。
めちゃくちゃ強いレスナーでいて欲しいのは間違いない。
でも観たいのはこういう試合ではない。

レスナーのフィギュアは色々あり、Mattel社製になってから出来が良いのもありますが、その中でも

ロンデニが欲したのはそんな令和レスナーではありません。名勝負を繰り広げ続けた

2004年までの仕様のレスナーでした。


しかしMattel社でもロンデニの理想を叶える仕様のレスナーは少なく、特に出来が良いのは

ルースレスアグレッション(容赦なき攻撃性)シリーズ

しかもアルティメットエディションのレスナーぐらいのもの。


JAKKSが出したルースレスアグレッションシリーズのリブートでもあるシリーズは

ターゲット限定アイテムであり、そのアルティメット版となると国内での入手がかなり困難なのですが

安く買うことができたので紹介します!

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では早速開封しましょう。とか言ってますが、これを書いてる頃にはとっくに開封してますw
レビューすることを見越して開封時に写真撮ってありました。

同じルースレスアグレッションでもアルティメット版とはかなり違いがあり、ヘッドも付属品の数も、ボディも違います。

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まずは全体をグルリ。


JAKKSのレスナーはスーパーヘビー級ボディと呼ばれた体に対してヘッドが小さめで

映画パペットマスターに登場するピンヘッド(和名はジャイアント・コテツw)みたいな

体型のものもありました。


ボディの再現は当時にしては頑張ってましたがいかんせん全体のバランスが悪く……。
ガッシリしたボディに頭も岩石のよう、これぞレスナーの体型でしょう。

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身体がデカくなれば脂肪も増える。しかしそれ以上の筋肉が脂肪を押し上げ身体を

パンプアップ!
筋肉で分厚いボディの起伏が非常にリアルです。

太い脚は、キックした状態で片足立ちできるぐらいの保持力があります

(うまくやる必要はありますが)

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ヘッドは全部で4種類。
通常の真顔と、目と口の開き方が3段階の怒り顔です。
1番大きく口を開いた顔は笑っているようにも見えますが、どちらにしても

攻撃性しか感じないヤバい顔しちゃってます。

というか真顔以外、全部目をひん剥いてる差分って……。


特徴のあるレスナーの顔ですが出来はかなり良い感じ。

最初見たときは真顔のレスナーってもう少し目が細いんじゃと思ったのですが

あれ瞼が厚くて影がかかりやすくそれで細く見えてるんですねw

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身体に刻まれたタトゥー。
JAKKS時代は一部が省略されているものもありましたが、こちらは

背中も両肩もちゃんとタトゥーがあります。


シナ曰くレスナーの母ちゃんの似顔絵である背中のタトゥーは1度見ると

忘れられないカッコよさ。


両肩のタトゥーも肩の可動パーツに分断されることなく

綺麗にプリントされています。


このときのレスナーはまだ腹部にクロスのタトゥーはありませんでした。

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背骨(?)が描かれたタイツ。シンプルながらカッコいい。

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次はこのムキムキボディがどの程度動くのか、可動を見ていきます。


アルティメットシリーズに備わっている肩のバタフライ関節。

これによりレスナーがよく見せる筋肉強調ポージングが再現可能です。

寄せた胸をムキッ! 曲げた腕をムキッ!肘は二重関節になっているのでしっかり曲がります。
この正面からの写真とか、目に影がかかってレスナーっぽい顔に見えますね。

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エリートシリーズと違って胸と腹が別パーツになっている

JAKKSのファイナルカウントシリーズのような構造をしたボディ。

 

このボディの胴体はエリートより広く可動しますが、変に隙間ができたりせず

ちゃんとフォルムを損ねないようになってます。

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肩もしっかり上がりますが、あまり上げすぎると腕の付け根とタトゥーが

干渉しそうなところまでいってしまいます。

 

ギリギリ干渉するかしないかなラインなので気をつけた方がよさそうです。

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股関節ですが、レスナーのは引き出し式になっています。

付け根を伸ばすことによって可動域が広がり、MattelのWWEフィギュアが不

得手な脚を後ろへ回す動きも少しは可能に。


ただレスナーの場合引き出すと結構隙間が目立っちゃうのと

そこまで広い可動を生かすポージングもないのであまり使わないかもしれませんね。

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ヘッド以外の付属品のご紹介をします。


まずはファブリックのシャツ。
Mattelのシャツは背中の中心のところをマジックテープで開閉する仕組みになっていて

法被を前から着るような着方になっています。


JAKKSのときはゴムでできたシャツのような何かだったり。

もしくはリアルファブリックでも本物のシャツと同じ形状のため、被せてから腕から

通さないといけなくて脱着が超キツい、腋の部分が破れそうで怖いという鬼畜シャツでしたので

この仕様は最高だと思います。


ちなみにロンデニが初めて買ったWWEシャツがレスナーのシャツでした。

このフィギュアのシャツではなく前面にグレーの字でF5と書かれ、背面には竜巻に怪物の顔が

ある絵が描かれたシャツです。

エキプロ5ではアナザーコスチュームとして出てくるシャツといえばわかるでしょうか。

で、昔近所で偶然私と同じレスナーのシャツを着たおじさんを見かけて

従兄弟と共に彼を"F5おじさん"と呼んでいました。F5おじさん元気かなぁ。


さらに余談になるのですが当時はヨドバシカメラにWWEシャツやグッズが売っていまして

父と行ったときにオースチンのシャツをねだったことがあるんですよ。
そしたら『こんなガラの悪いドクロは駄目だ』と言われました。

あ、それだけですハイ。

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握り拳の他、何かを掴むための少し開いた拳、平手が付属します

(写真は握り拳の立ち姿で撮りましたがデフォルトだと少し開いた手)

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WWE王座ベルトも付属。ネームプレートは空欄です。


腰に巻くことができて、JAKKSではズボンのベルトのような留め方になっていましたが

mattelは本物の王座ベルトのように穴と凸を合わせる形式です。

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では、色々とアクションさせてみましょう。


今回レスナーの犠牲になるのはこちらのレッスルマニアシリーズのジョン・シナ。
こちらもまた非常に良い出来なのですが、シナのレビューは割愛します。


ちなみにシナの付属パーツにはレフェリーであるジョン・コーンの息子であり

ブラウン・ストローマンと共にタッグ王者となったニコラス・コーン少年の両腕が付属しています。


同シリーズに付属するパーツを集めるとニコラス少年が完成するという、バラバラになったミートくん仕様ですね。

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シナVSレスナー!


「見えっこねぇぜ!怒った? ねぇ、怒った?」

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「怒った」

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「ナメてんのか!」

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「服脱げオラァ!」

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1回転する威力のクローズライン!

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投げまくるスープレックス・シティ!

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「どうだ、反省したか?」

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「ふひひw さーせんw」

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「何わろてんねん!」

F5!!!


一体誰がこの怪物を止められるのか!?

記事製作 by

RONDENI

 

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